2016年2月21日日曜日

短期金利がマイナスに転じて旨味の増す先物取引・CFD

無担保コール翌日物レートがマイナスに

2016年2月半ばに入り、とうとう無担保コール翌日物レートがマイナスになりました。
「国内銀行がマイナス金利取引に動く、無担保コール翌日物で (1) 」
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O2RP0V6JTSEI01.html
「無担保コールO/N物レート(2月19日<金>速報)」
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/mp160219.htm
くりっく株365は無担保コール翌日物レートがコストとしてかかりますが、それがとうとうマイナスに転じたことになります。
つまり普段かかっていたはずのコストで逆にお金が貰えるようになり、現物株を保有するよりもお得だというおかしな状況です。

くりっく株365は最大レバレッジ20~30倍、つまり現物株の数10分の1の資金から投資ができる取引所CFDです。

LIBOR日本円の3ヶ月物もマイナスに

先物取引における短期金利の1つの指標であるLIBORも3ヶ月物までマイナス金利に突入しています。
http://forex24.jp/libor/jpy/
02月19日
翌日物: -0.03271% 3ヶ月物: -0.00443% 6ヶ月物: 0.00043% 12ヶ月物: 0.07871%

先物取引やGMOクリック証券CFDなどの店頭CFDも金利コストが下がりそうで、これから観察したいと思います。
この先、マイナス金利がすぐに戻ることより現状維持か拡大する可能性の方がずっと高いはずですから、今後数年は先物・CFD取引の旨味が大きくなるのではないでしょうか。
実際にコストを示す数字が出始めたらまた記事にしたいと思います。

くりっく株365でNYダウが取引できるように

ところで2016年6月27日からくりっく株365でNYダウの取引が開始するようです。
「くりっく株365(取引所株価指数証拠金取引)「NYダウ証拠金取引」の上場について」
http://www.click365.jp/cfd/news/2016/info20160216_01.shtml
アメリカ株指数のCFDは(為替ヘッジされているため)これ以上のドル高は進まないと読む人にとってはドル建てとなる現物より狙い目な商品で、私もGMOクリック証券のCFDでS&P500のロングポジションを少量持っています。
ここに選択肢としてくりっく株365のNYダウが追加されるということで、まだ少し先の話ですが、こちらのコストも追って行きたいと思います。

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